赤ワインは室温で飲む?
赤ワインは室温で飲むのが良いといわれてますが、それは間違いです。
日本の夏は、北海道でさえ楽に30度を超えることもあるので、室温で赤ワインを飲んだら、ぬるすぎて不味くて飲めたもんではありません。
ヨーロッパの石造りのダイニングルームはヒンヤリしていて、室温は16~18度程度。
これを、ワイン業界では、一般的に室温と呼びます。
さらに、赤ワインに最適な室温も細分化されます。
赤ワインの香りや味わいが豊かに広がり、渋味もまろやかに感じる温度は・・・。
- 渋味の少ない軽いタイプの赤は14度前後。
- フルボデイの赤は16~18度くらい。
です。
赤でも20度は超えないように保存しましょう♪
最短で冷やすには?
ワインを最短で冷やす方法は、ワインクーラーバッグなどに、たっぷり氷水を入れてから室温のワインボトルを首まで入れるやり方です。
最近では、便利な世の中になりまして、アウトドアでワインを飲むのに最適な「ルクルーゼ アイスクーラースリーブ 」というナイロン製のワインクーラーも販売されています。
赤ワイン、白ワイン、飲み頃温度
例えば、赤ワインが25度くらいなら、まずは10分弱冷やしてみて、お好みで微調整しましょう。
または、赤なら冷蔵庫にいれて1時間程度軽く冷やすというのもOKです。
白の飲み頃温度は、
- 爽やかな軽いタイプは7~10度程度。
- 樽熟したコクのあるシャルドネなどは12~14度くらい。
です。
ワインクーラーの温度の調節は、氷を少なめにするとか、氷を途中で取り除きます。
そのことにより、ちょうど良い冷え具合を保てます。
ボージョレー・ヌーヴォーは何度で飲む?
この記事を書いてるのは、2019年9月です。
・画像引用先:ENOTECAonline
https://www.enoteca.co.jp/BJN/index.html
そこで、思い浮かびましたのが、2か月後に迫る、ボージョレー・ヌーヴォーの解禁日。
このフランスの新酒、ボージョレー・ヌーヴォーの解禁日は、毎年11月第3木曜日です。
さて、ボージョレー・ヌーヴォーの適温は何度でしょうか?
ボージョレー・ヌーヴォーは、13度くらいがおいしいです。
その理由は、フレッシュで軽い赤ワインなので、赤といっても、コクのある白とほぼ同じ温度が良いからです。
おすすめの造り手は130年の歴史を持つ「アンリ・フェッシ」のボジョレー・ヌーボーです♪