目次
教材が届いた♪
イタリアワイン通信講座は、終了しました。
第1回目の学習テーマ
イタリアワイン通信講座、第1回目の教材は、厳重に梱包されて送られてきました。
今回の学習テーマは、「歴史、地形、文化的な視点から、イタリアワインの多様性の背景を理解する。」です。
送られてきたワインは、「トレンティーノ=アルト・アディジェ州」のワイン。
- 「アルト・アディジェ DOC スキアーヴァ ソンタレール」(赤ワイン)
- 「アルト・アディジェ DOC ソーヴィニヨン」 (白ワイン)
テキストを読んで、飲んで、上記のテーマ、「歴史、地形、文化的な視点から、イタリアワインの多様性の背景を理解する。」を理解する構成となっています。
それと、テーマではないですが、テキストのコラムに載っていた「最適なグラスの選び方」は、テイスティング(試飲)を通じてわかりました。^^(後述)
テイスティング(試飲)
教材の4つのグラスの特徴と、用途
初回に、教材として送られてくるSCHOTT ZWIESEL (ショット ツヴィーゼル)製グラスの形状の名称は、左から・・・、
- 小さめのチューリップ型
- 中くらいのバルーン型
- ブルゴーニュ型
- 大きめのボルドー型
①小さめのチューリップ型
特徴:ボールが小さめなので、ワインの温度が上がりにくい
用途:・すっきりとした味わいのワイン
・軽めの白ワイン
・スプマンテ(メトド・クラッシコ)
②ブルゴーニュ型
特徴:空気に触れる面積が大きく、ワインを開かせることが出来る
(熟成ワインは酸化が進みやすいのでスワリングはほどほどに)
用途:・Greatな赤ワイン
・熟成の眠りから目覚めさせたいワイン
SCHOTT ZWIESEL (ショット ツヴィーゼル)製グラス
③中くらいのバルーン型
特徴:ボールが広いため、華やかな香りを引き出す
用途:・華やかな香りを楽しみたいワイン
・空気を含ませて開かせたいワイン
④大きめのボルドー型
特徴:スワリングで空気を含ませることでタンニン、舌触りをまろやかにする
用途:・タンニンや果実昧がしっかりしたワイン
・熟成による厚みがあるワイン
アルト・アディジェ DOC スキアーヴァ ソンタレール2017(赤ワイン)
アルト・アディジェ DOC スキアーヴァ ソンタレール2017(赤ワイン)
まず、「アルト・アディジェ DOC スキアーヴァ ソンタレール2017」を試飲。
というか、4種類のグラスに分けて1本飲みまくりました。(笑)
先生「林 基就(はやし もとすぎ)」氏のテイスティング・ノートを基にテイスティングして、「テイスティング・ノート評価項目リスト(日本語版)」(イタリア語版もあり。)を参考にテイスティングノートにワインを飲みながら書き込んで、大変学習になりました。
そして、大変驚いたのが、グラスの形状によっては、飲みにくいのや、スゴク美味い!などの、味覚の違いがはっきり分かったことです。
写真の左から、形状の名称が、
SCHOTT ZWIESEL (ショット ツヴィーゼル)製グラス
- 小さめのチューリップ型
- 中くらいのバルーン型
- ブルゴーニュ型
- 大きめのボルドー型
と、上述しましたが、美味しさは、明らかに
- 中くらいのバルーン型
- ブルゴーニュ型
- 大きめのボルドー型
- 小さめのチューリップ型
の順でした。
このアルト・アディジェ DOC スキアーヴァ ソンタレール2017(赤ワイン)は、ステンレスタンクで発酵後、大樽で熟成させて出荷されているのですが、「小さめのチューリップ型」で飲むと、熟成感がなく、まだ飲み頃ではないのでは?と、感じました。
逆に、「中くらいのバルーン型」で飲むと、最高のパフォーマンスを発揮して、先生のテイスティング・ノートの内容通りでした♪
アルト・アディジェ DOC ソーヴィニヨン 2017(白ワイン)
Alto Adige DOC Sauvignon 2017
(アルト・アデジェDOC ソーヴィニヨン)
- ソーヴィニヨン・ブラン100%
- Alc12.5%
標高400~600mの粘土を含む砂利質の畑。
低温マセラシオンのあと、温度管理されたステンレスタンクにて発酵し、熟成もステンレスタンクにて行います。
<グラス選びのヒント>
・華やかな香り
・フレッシュな果実感と酸味
とテキストに書いてたので、多分、「小さめのチューリップ型」で飲むのが一番美味しいだろうなと思いながら、全てのグラスで飲んだら、やはり、「小さめのチューリップ型」で飲むのが一番美味しかったです。^^
他のグラスだと、「華やかな香り」と「フレッシュな果実感と酸味」が削がれる感じがしました。
でも、コンビニなどで売っている、ソーヴィニヨン・ブランの白ワインと比べると、月とスッポン!(笑)
メチャクチャ美味しいです。♪
林 先生のコメント:
「ソーヴィニヨンらしい華やかさが印象的。
きれいな柑橘系の香りにスーっとするハープのニュアンスを感じる。」
と、「林基就テイスティング・ノート」に書いてましたが、正にその通りでした!